両親や祖父母から受け取る事が多い財産。財産と一口に言っても現金から有価証券、不動産や自動車など多岐にわたります。そしてこれらの財産を相続する為には、相続税を支払わなくてはいけません。納税は義務ですが、相続税はきちんと対策する事で節税する事が可能です。
大切な両親や祖父母から引き継いだ財産を、できる限り自分の手元に残したいですよね?そこで今回は相続税の節税対策についてご紹介します。
●相続税の相続対策テクニック①定期贈与を避ける!
年間贈与額が1,100,000万円以下であれば、贈与税は発生しません。その為、毎年1,100,000円を、きっちり贈与している方が多々見受けられます。しかしそれは大きな誤りです。何故なら毎年、同じ金額を贈与すると、「定期贈与」としてみなされてしまうからです。定期贈与は1,100,000円以下であっても、贈与税が発生するので注意しましょう。
●相続税の相続対策テクニック②家族に生命保険をかける!
贈与先対象者に生命保険をかけて、保険料を贈与者が支払うと相続税評価額は解約返戻金のみになります。それを利用して、解約返戻金が後から上がるタイプの生命保険を活用すれば節税できます。
●相続税の相続対策テクニック③所有している土地に賃貸不動産を建てる!
空き地に発生する相続税を抑えるなら、賃貸不動産を建ててしまう方法が確実な節税になります。
●相続税の相続対策テクニック④法要仏具を購入する!
お墓やお位牌、お仏壇などの法要仏具を購入すれば相続税を節税する事ができます。
特にお墓は高額なので、優先的にあらかじめ用意しておくと良いでしょう。
この4テクニックで節税効果が期待できます。しかし本記事では一段階上の相続対策テクニックをご紹介します。
●相続税の相続対策テクニック⑤相続税申告の税理士報酬を先に支払う!
通常なら相続の必要が出てきた時点で税理士に依頼しますが、あえて先読みして税理士に依頼してしまうテクニックです。
このテクニックならあらかじめ税理士に相談できるので、スムーズな相続対策ができますし依頼料自体も節税できます。
相続税の相続対策テクニックは今回紹介した方法以外にも、無数にあります。
その無数にあるテクニックの中で一番効果があるのは・・・・・・税理士にあらかじめ依頼する事です。
相続について検討している方は、勇気を出して税理士に相談してみてくださいね。
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