わかるようでわからない助成金とは?


わかるようでわからない助成金の正体に迫る

学生さんは学校の授業で、サラリーマンは会社の事業で、「助成金」という言葉をよく耳にすると思います。
なんとなく言葉の字面から意味は想像できますが、詳細な内容まで詳しく説明するのは難しいものです。
そこで今回は助成金の正体について解説していきます。

助成金についての解説

助成金の解説をする前に、まずは補助金と助成金の特徴と違いについて解説していきます。

【補助金の特徴】
●資金提供元組織
各省庁、地方自治体等の公共団体
●資金提供の目的
資金提供元組織の方針や目的を達成する為
●資金提供先
民間企業及び民間団体、個人事業主

【助成金の特徴】
●資金提供元組織
厚生労働省を中心とした公共団体
●資金提供の目的
雇用の維持増進や教育等、労働人材活用の為
●資金提供先
民間企業及び民間団体

補助金はバリエーションが豊富ですが、助成金は労働関連施策の為に交付される資金です。
共通点としては補助金、助成金共に貸与ではなく支給なので、返済する必要がありません。

「助成金=労働関連の国策実現に必要な委託費」と覚えるようにしましょう!

次に助成金の交付方法について解説します。

【助成金の交付方法と事業運用開始までの手順】
①インターネット等の媒体で助成金情報をリサーチする。

②受給したい助成金を見つけたら募集要項を参考に、募集書類を記入して提出する。

③交付許可が下り次第、交付申請書を作成して提出する。

④実際に事業を開始します。

⑤事業終了後、事業に要した経費をまとめて報告します。

⑥報告内容に不備が無ければ、事業実績に応じて助成金を給付できます。

助成金は資金提供元団体の審査が行われるので、必ず交付を受けられるわけではありません。その為、自社の状況や方針と照らし合わせながら、申請を検討しましょう。
また助成金の財源は税金である為、非常に厳格な審査が行われます。
つっこまれないような内容で、申請する事がとても重要です。

※助成金によって申請方法が異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

助成金についての解説まとめ

助成金は人の働く環境をより良くするために公共団体が、民間企業に交付する資金です。
これら助成金は独自に申請するよりも、税理士に依頼した方がより審査が通りやすくなります。助成金を受給する前にまずは一度、税理士に相談する事がとても重要です。
また税理士によって得意な分野が異なる為、助成金・補助金に強い税理士を探しましょう!
福岡アーム税理士法人は助成金や補助金関連の実績が非常に豊富です。


法人・個人事業主 料金表

相続/贈与 料金表

「経営革新等支援機関」として認定されています。

既存のお客様からは、リーズナブルな価格であると言われています。 私たちは、お客様の利益につながることが一番重要であると認識しており、中小企業経営者の最も身近な相談相手になれたら幸いです。 なお、当事務所は、多様化・複雑化する経営課題を解決するため、経済産業省から「経営革新等支援機関」として認定されています。